1. 海外旅行でeSIMが選ばれる理由と驚きのメリット
皆さん、海外旅行中のインターネット環境はどうされていますか?これまでは、空港で高いレンタルWi-Fiを借りたり、現地で不慣れな手つきでSIMカードを入れ替えたりするのが一般的でしたよね。でも、今のトレンドは断然「eSIM(イーシム)」です!
一度使ってみると「もうこれまでの方法には戻れない!」という人が続出しているeSIM。まずは、なぜこれほどまでに海外旅行好きの間で支持されているのか、その驚きのメリットを詳しく紐解いていきましょう。
SIMカードの差し替え不要で紛失リスクもゼロ
これまでの物理的なSIMカードの場合、一番の悩みどころは「あの小さすぎるカードの管理」でした。飛行機の中でスマホの横にある小さな穴にピンを刺し、米粒よりも小さなSIMカードを取り出し、無くさないように保管する…。これ、実はかなり神経を使いますよね。
eSIMなら、スマホの中に内蔵されたチップにデータをダウンロードするだけなので、物理的なカードの抜き差しが一切不要です!
「現地の空港でSIMカードを落として失くしてしまった」「帰国後に日本のSIMカードがどこにいったか分からない」といったトラブルの心配が「ゼロ」になるのは、旅行中の大きなストレス解放になります。指先でポチポチ操作するだけで完結する手軽さは、まさに魔法のようです。
日本で事前購入して現地到着後すぐにネット開通
海外に到着した直後、一番にしたいことと言えば「家族への連絡」や「ホテルまでのルート検索」ですよね。でも、空港のフリーWi-Fiは繋がりにくかったり、セキュリティが不安だったりすることも多いものです。現地でSIMカードを買おうと思っても、カウンターが混雑していて、貴重な旅行の時間が1時間以上も削られてしまうこともしばしば…。
eSIMなら、日本にいる間に事前に購入・設定を済ませておくことができます。飛行機が目的地の空港に着陸し、「電波を発する機器の使用が許可されました」というアナウンスが流れた瞬間に設定をオンにするだけで、即座に現地のネット回線に繋がります。入国審査の待ち時間にSNSをチェックしたり、配車アプリでタクシーを呼んだりできるのは、本当にスマートですよ!
既存の日本の電話番号と併用できるデュアルSIM対応
「海外のネットを使っている間、日本の番号にかかってくる電話やショートメッセージ(SMS)が受け取れなくなるのは困る」という方も多いはず。仕事の連絡や、クレジットカード決済時の本人認証SMSなど、日本の番号が生きていないと不便な場面は意外と多いものです。
eSIMは、多くのスマホで「デュアルSIM(2回線同時利用)」に対応しています。つまり、「日本の回線を活かしたまま、データ通信だけを海外eSIMで行う」という使い分けが可能なのです!これにより、緊急時の電話着信を逃さず、かつ安価なデータ通信でガンガン地図アプリやSNSを使うという、最強のネット環境が構築できます。
2. 海外旅行eSIMを賢く選ぶための3つのポイント
eSIMが便利なのは分かったけれど、いざ選ぼうとすると種類が多すぎて迷ってしまいますよね。せっかく買ったのに「自分のスマホで使えなかった!」「データが全然足りない!」なんてことにならないよう、選ぶ際の必須チェックポイントを3つにまとめました。
自分のスマホがeSIM対応端末か確認する方法
まず大前提として、あなたのスマホがeSIMに対応している必要があります。比較的新しい機種であれば多くが対応していますが、念のため確認しておきましょう。
【iPhoneの場合】
iPhone XS、XS Max、XR以降のモデルであれば基本的に対応しています。設定アプリの「情報」から、下の方に「利用可能なSIM」として「IMEI(デジタルSIM)」という項目があるか確認してみてください。
【Androidの場合】
Google Pixel 4以降や、Galaxy S20以降など、多くのミドル~ハイエンドモデルが対応しています。設定の「ネットワークとインターネット」付近に「eSIM」という文字があるかチェックしましょう。
※重要:キャリアで購入したスマホの場合、「SIMロック解除」がされていることも必須条件です。設定から「SIMロックなし」と表示されているか、必ず出発前に確認しておきましょうね!
渡航先の国や地域をカバーしているかチェック
eSIMサービスによって、得意な国やエリアが異なります。1か国のみの滞在ならその国専用のプランで十分ですが、ヨーロッパ周遊やアジア数か国を回るなら「リージョン(地域)プラン」がおすすめです。
| プランの種類 | メリット | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| シングル国プラン | 価格が一番安く設定されている | 韓国やタイなど1か国にじっくり滞在 |
| リージョンプラン | 国をまたいでも再設定不要 | ヨーロッパ周遊や東南アジア旅行 |
| グローバルプラン | 世界100か国以上でそのまま使える | 世界一周や多国籍を跨ぐビジネス利用 |
自分の旅行ルートに合わせて、無駄のないプランを選びましょう。「シンガポール経由でタイに行く」といった場合、トランジット(乗り継ぎ)先でもネットを使いたいなら、アジア周遊プランが便利です。
滞在日数とデータ容量の最適なバランスを見極める
「どれくらいの容量を買えばいいの?」というのは一番の悩みどころですよね。目安としては、SNSを頻繁に見たり地図アプリを多用したりするなら、1日あたり1GB程度あれば安心です。逆に、ホテルではWi-Fiを使うし、外では連絡程度というなら、1週間で3GB〜5GBでも十分足りることが多いです。
最近は「1日あたり500MBまで」といった制限があるものから、「滞在期間中使い放題」という無制限プランまで様々です。動画視聴やインスタライブなどを現地から行いたい方は、迷わず「無制限プラン」を選んでおきましょう。容量不足でチャージ(トップアップ)を繰り返すと、結局高くついてしまうこともあるので注意が必要です。
3. 海外旅行におすすめのeSIMサービス徹底比較
さて、いよいよ具体的なおすすめサービスを見ていきましょう。世の中には星の数ほどeSIM販売サイトがありますが、日本人の旅行者が安心して使えるサービスを3つのカテゴリで厳選しました。
世界中で使えてコスパ抜群のグローバルeSIM
まず外せないのが、世界シェア最大級の「Airalo(エラロ)」です。世界200以上の国と地域に対応しており、アプリの使い勝手が非常に良いのが特徴です。
- 特徴:小容量(1GB〜)から安く買える。
- メリット:「ちょっとだけ使いたい」というニーズに最適。価格も世界基準で安価。
- デメリット:プランの多くはデータ専用。電話番号(音声通話)は付かないことが多い。
「まずは安く、手軽にeSIMデビューしてみたい!」という初心者の方に最もおすすめできる王道サービスです。
通信制限なし!無制限プランが魅力のeSIM
データ残量を気にしてチマチマ使うのは嫌だ!というアクティブ派には、「Holafly(オラフライ)」がイチオシです。ここは多くの渡航先で「データ無制限」というプランを打ち出しています。
- 特徴:5日間、10日間など、日数に応じた無制限プランが主流。
- メリット:YouTubeも見放題。一部プランでは現地の電話番号が付与され、着信も可能。
- デメリット:他社に比べると少し価格が高め。テザリングが制限される場合がある。
友達との旅行で常にGoogleマップを出し続けたり、撮った動画をすぐクラウドに保存したりするなら、無制限の安心感は計り知れません。
日本語サポートが充実している国内運営eSIM
「英語のサイトやアプリは不安…」「何かあったときに日本語で問い合わせたい」という方には、日本企業が運営する「trifa(トリファ)」や「VOYAGEESIM(ヴォヤージュイーシム)」がおすすめです。
- 特徴:完全に日本語化されたアプリ・サイト。
- メリット:トラブル時のサポートが日本語で受けられる。支払いも日本円で分かりやすい。
- デメリット:海外直系サービスに比べると、わずかに割高な場合がある。
海外旅行の不安を少しでも減らしたいなら、日本語対応は非常に強力な味方になります。設定ガイドも丁寧なので、初めての方でも迷わず使いこなせますよ。
4. スムーズに繋がる!海外旅行eSIMの設定ガイド
「設定が難しそう…」と敬遠している方もご安心を!eSIMの設定は驚くほどシンプルです。スムーズにネットを開通させるためのステップを解説します。
出発前に日本国内で済ませておく事前準備
最大のコツは、「日本にいる間に設定の9割を終わらせておくこと」です。現地の空港で慌てて設定しようとすると、慣れない環境でミスをしがちです。
- eSIMプランを購入する(アプリやWebサイト)。
- 送られてくるQRコードを読み込む(別の端末に表示するか、紙に印刷しておくとスムーズ)。
- スマホの設定画面から「モバイル通信プランを追加」を選択。
- プランに「海外旅行」などの名前をつけて保存。
この段階ではまだ、その回線を「オフ」にしておけばOKです。日本での通信には影響しませんので安心してくださいね。
現地到着後に回線を切り替える具体的な手順
目的地の空港に着いたら、いよいよ本番です。スマホの電源を入れたら、以下の操作を行いましょう。
- 設定アプリから「モバイル通信」を選択。
- データ通信用の回線を、日本で使っているメイン回線から「購入したeSIM」に切り替える。
- eSIM回線の設定内にある「データローミング」を「オン」にする。
ここで重要なのが、ステップ3の「データローミング」です。これをオンにしないと電波をキャッチできないことが多いので、忘れずにチェックしてください!
iPhoneとAndroidそれぞれの設定方法の違い
基本の流れは同じですが、メニューの名前に少し違いがあります。
| 項目 | iPhoneの設定経路 | Androidの設定経路 |
|---|---|---|
| SIMの追加 | 設定 > モバイル通信 > eSIMを追加 | 設定 > ネットワークとインターネット > SIM > SIMを追加 |
| 回線の切り替え | 設定 > モバイル通信 > モバイルデータ通信 | 設定 > ネットワークとインターネット > SIM > データ設定 |
| ローミング設定 | 設定 > モバイル通信 > (eSIMを選択) > データローミング | 設定 > ネットワークとインターネット > SIM > (eSIMを選択) > ローミング |
Androidは機種によって少しずつ名称が異なりますが、基本的には「ネットワーク」や「接続」といった項目の中に隠れています。落ち着いて探してみましょう。
5. 海外旅行eSIMを使いこなすための安心活用術
最後に、より快適に、そしてトラブルを未然に防いでeSIMを使いこなすためのヒントをお伝えします。これを知っておくだけで、旅行中の「困った!」が激減しますよ。
SIMロック解除が完了しているか最終チェック
何度もお伝えしてしまいますが、これが最も多いトラブル原因です。「自分のスマホは最新だから大丈夫」と思っていても、大手キャリアで購入したスマホにはロックがかかっている場合があります。解除自体はキャリアのマイページ(My docomoやMy auなど)から無料ですぐにできます。
出発の数日前には必ず確認し、ロックがかかっている場合はその場で手続きを済ませておきましょう。現地に着いてからロックがかかっていることに気づいても、日本の電話番号でのSMS認証が必要だったりして、解除が非常に困難になるケースがあるからです。
万が一繋がらない時のためのトラブル対処法
設定したはずなのにネットに繋がらない!そんな時は、以下の4つを順番に試してみてください。
- 1. 機内モードのオンオフ:電波の再読み込みを促します。
- 2. 再起動:スマホの不調はだいたいこれで直ります。
- 3. APN設定の確認:一部のeSIMでは、手動でAPN(接続先情報)を入力する必要があります。購入時のマニュアルを再度確認しましょう。
- 4. 主回線(日本のSIM)をオフにする:干渉してしまっている場合、一時的に日本のSIMを完全にオフにすると繋がることがあります。
どうしてもダメな場合は、ホテルのWi-Fiなどを使ってカスタマーサポートに連絡しましょう。アプリ内にチャットサポートがあるサービスを選んでおくと安心ですね。
データ通信量を節約して快適に利用するコツ
無制限プランではない場合、データ容量を節約することも大切です。知らないうちにデータが消費されないよう、以下の設定をおすすめします。
- アプリの自動更新をオフ:海外滞在中に大容量のアップデートが始まると悲惨です。設定から「Wi-Fi接続時のみ更新」に変更しましょう。
- iCloudやGoogleフォトのバックアップを一時停止:旅先で撮った動画が自動でクラウドにアップロードされると、数GBなんてあっという間です。
- Googleマップのオフライン保存:日本にいる間に滞在先の地図をダウンロードしておけば、GPSだけでナビが使えます。
いかがでしたでしょうか。eSIMは一度使ってみれば、その快適さに驚くはずです。面倒な機材の返却や、SIMカードの紛失に怯える日々はもう終わり。次回の海外旅行は、ぜひeSIMを手に入れて、スマートでストレスフリーな旅を楽しんでくださいね!

