外国人のお客様を笑顔にする!今日から使える英会話フレーズ集
「うわー、外国人のお客様だ!どうしよう、英語苦手なんだよなぁ…」なんて、ドキドキしちゃうこと、ありませんか?
観光立国を目指す日本、街を歩けばたくさんの外国人観光客を見かけるようになりましたよね!お店やレストラン、ホテルなど、接客業をしていると、英語で話しかけられる機会もグッと増えたはず。
でも、大丈夫!完璧な英語じゃなくても、ちょっとしたフレーズを知っているだけで、お客様とのコミュニケーションは格段にスムーズになるんです!
この記事では、「外国人のお客様を笑顔にしたい!」そんなあなたのための、今日からすぐに使える接客英会話フレーズを、シーン別にたっぷりご紹介します!難しい単語や文法は必要なし!シンプルで、気持ちが伝わるフレーズばかりを集めました。さあ、一緒に見ていきましょう!Let’s get started!
接客英会話の基本!外国人のお客様をスムーズにご案内
まずは基本のキ!どんな接客シーンでも役立つ、超基本フレーズからマスターしちゃいましょう!これさえ押さえておけば、最初のハードルはクリア!自信を持ってお客様をお迎えできますよ。
まずは挨拶から!シーン別の英会話フレーズ
コミュニケーションの第一歩は、やっぱり笑顔の挨拶!時間帯や状況に合わせた挨拶を使い分けて、フレンドリーな雰囲気を作りましょう!
- 基本の挨拶:
- Hello! / Hi! (こんにちは! – いつでも使える万能選手!)
- Good morning! (おはようございます!)
- Good afternoon! (こんにちは!)
- Good evening! (こんばんは!)
- お店に入ってきたお客様へ:
- Welcome! (いらっしゃいませ!)
- Hello! Come on in! (こんにちは!どうぞお入りください!)
- お客様の様子をうかがう時:
- May I help you? / Can I help you? (何かお手伝いしましょうか? / いらっしゃいませ)
- Are you looking for something? (何かお探しですか?)
- Let me know if you need anything. (何か必要なものがあれば教えてくださいね) – 少し離れたところから声をかける時に便利!
- ちょっと待ってほしい時:
- Just a moment, please. / One moment, please. (少々お待ちください)
- I’ll be right with you. (すぐに対応しますね)
ポイント: 挨拶は笑顔で、相手の目を見て言うのが超重要!それだけで、ウェルカムな気持ちが伝わりますよ!
道案内はコレで完璧!場所を伝える英会話
「トイレはどこ?」「あの商品はどこにあるの?」など、場所を聞かれることは日常茶飯事。ジェスチャーを交えながら、シンプルに伝えるのがコツです!
お客様はきっとこう聞いてきます:
- Excuse me, where is the restroom / toilet? (すみません、お手洗いはどこですか?)
- Where can I find [商品名]? (~はどこで見つけられますか?)
- How can I get to [場所]? (~へはどう行けばいいですか?)
さあ、案内しましょう!
伝えたいこと | 使えるフレーズ例 | ポイント |
---|---|---|
まっすぐ | Go straight. / It’s straight ahead. | 指や手で方向を示しながら言うと分かりやすい! |
右/左に曲がる | Turn right / left. | 「at the corner (角で)」などを付け加えるとより親切。 |
あそこです | It’s over there. | 指をさして具体的に示しましょう。 |
~の隣/向かい | It’s next to [目印]. / It’s opposite [目印]. | 例: next to the elevator (エレベーターの隣), opposite the entrance (入り口の向かい) |
2階/地下1階です | It’s on the second floor. / It’s on the basement level / B1 floor. | アメリカ英語とイギリス英語で階数の数え方が違う場合があるので注意!(例: 1階 = first floor (米), ground floor (英)) シンプルに「1F」「2F」と数字で示すのも手。 |
一緒に行きましょうか? | I can show you. Follow me, please. (ご案内します。ついてきてください) | 時間に余裕があれば、これが一番親切! |
地図を描きましょうか? | Let me draw a map for you. | 複雑な場所や、お店の外の場所を案内する時に。 |
ポイント: 指差しや身振り手振り (ジェスチャー) は世界共通言語!言葉に詰まっても、ジェスチャーを大きく使えば伝わりやすくなりますよ!
困っているお客様に!お声がけ英会話フレーズ
キョロキョロしていたり、困った顔をしていたりするお客様を見かけたら、勇気を出して声をかけてみましょう!「気にかけてくれているんだな」って、お客様もきっと安心するはず。
- Is everything okay? (大丈夫ですか? / 何かありましたか?)
- Do you need any help? (何かお困りですか? / お手伝いしましょうか?)
- Can I help you with anything? (何かお手伝いできることはありますか?)
- Are you alright? (大丈夫ですか? – 体調が悪そうな方に)
- You look a little lost. Need help? (少しお困りのようですね。お手伝いしましょうか?) – ちょっとフレンドリーな言い方
ポイント: 優しいトーンで、心配している気持ちを込めて話しかけるのが大事。「放っておかないよ!」という姿勢が伝われば、お客様も心を開いてくれるはず!
シーン別接客英会話:お店で使える頻出フレーズ集
さて、ここからはお店での具体的なシーンを想定したフレーズを見ていきましょう!入店からお見送りまで、これでバッチリ!
入店時・案内時の英会話フレーズ
お客様がお店に入ってきたら、まずは元気にお出迎え!必要であれば、席や売り場へスムーズにご案内しましょう。
- 人数を確認する時 (レストランなど):
- How many people? / How many in your party? (何名様ですか?)
- A table for two? (2名様ですか?)
- 案内する時:
- This way, please. (こちらへどうぞ)
- Follow me, please. (ついてきてください)
- I’ll show you to your table/seat. (お席へご案内します)
- Your table is ready. (お席の準備ができました)
- Please take a seat here. (こちらにお座りください)
- ちょっと注意してほしい時:
- Please watch your step. (足元にお気をつけください)
- Mind your head. (頭上にご注意ください)
商品に関する質問に答える英会話
お客様は日本の商品に興味津々!「これ何?」「試着できる?」色々な質問が飛んでくるかも。落ち着いて、丁寧に答えていきましょう!
お客様の質問 (予想) | 回答フレーズ例 | 補足 |
---|---|---|
What is this? (これは何ですか?) | This is [商品名]. It’s a type of [簡単な説明]. (これは~です。~の一種ですよ。) | 例: This is *matcha*. It’s a type of green tea powder. (これは抹茶です。緑茶の粉末の一種です。) |
Do you have this in stock? (これの在庫はありますか?) | Let me check if we have it in stock. One moment, please. (在庫があるか確認しますね。少々お待ちください。) / Yes, we do. / I’m sorry, it’s out of stock right now. (申し訳ありません、ただいま在庫切れです。) | 在庫がない場合は、入荷予定を伝えられると親切。「It will be back in stock next week. (来週再入荷します。)」 |
Can I try this on? (これを試着してもいいですか?) | Sure. The fitting room is over there. (もちろんです。試着室はあちらです。) / How many items? (何点ですか?) | 試着室のルール (靴を脱ぐなど) があれば、簡単に伝えましょう。「Please take off your shoes.」 |
Do you have this in a different color/size? (これの色違い/サイズ違いはありますか?) | Yes, what color/size are you looking for? (はい、何色/どのサイズをお探しですか?) / Let me check for you. (お調べしますね。) / Sorry, we only have this color/size. (すみません、この色/サイズしかありません。) | 他の色やサイズを見せてあげましょう。 |
How much is this? (これはいくらですか?) | It’s [値段] yen. (~円です。) / The price is on the tag. (値札に値段が書いてあります。) | 消費税込みかどうか聞かれたら「Tax is included. (税込みです。)」 |
Can you recommend something? (何かおすすめはありますか?) | I recommend this one. It’s very popular. (こちらがおすすめです。とても人気がありますよ。) / This is our new arrival. (こちらは新商品です。) | おすすめの理由を一言添えるとGood! |
Is this tax-free? (これは免税になりますか?) | Yes, if you spend over 5,000 yen. Please show me your passport. (はい、5,000円以上のお買い上げで可能です。パスポートを見せてください。) / I’m sorry, we don’t offer tax-free shopping. (申し訳ありません、当店では免税は行っておりません。) | 免税カウンターの場所などを案内する必要があるかも。 |
会計時の英会話:お会計をスムーズに!
お会計は、お客様にとって旅の満足度を左右する大事な瞬間!正確に、そしてスムーズに進めたいですよね。
- レジへ案内する時:
- I’ll ring you up here. / Please pay here. (こちらでお会計します。)
- Are you ready to check out? (お会計なさいますか?)
- 合計金額を伝える時:
- The total is [金額] yen. (合計は~円です。)
- That will be [金額] yen, please. (~円になります。)
- 支払い方法を確認する時:
- How would you like to pay? (お支払い方法はどうなさいますか?)
- Cash or card? (現金ですか、カードですか?)
- We accept credit cards. (クレジットカードをご利用いただけます。) – 利用可能なカードブランドを提示すると親切 (Visa, Mastercard, etc.)
- I’m sorry, cash only. (申し訳ありません、現金のみとなります。)
- Please enter your PIN number. (暗証番号を入力してください。)
- Could you sign here, please? (こちらにサインをお願いします。)
- お金の受け渡し:
- Out of [受け取った金額] yen. (~円からお預かりします。) – 例: Out of 10,000 yen.
- Here is your change, [お釣りの金額] yen. (お釣りは~円です。)
- Here is your receipt. (レシートです。)
- Do you need a formal receipt? (領収書は必要ですか?)
- 袋について:
- Would you like a bag? (袋はご利用になりますか?)
- There’s a charge for the bag. Is that okay? (袋は有料ですが、よろしいですか?)
- Would you like separate bags? (袋は分けますか?)
ポイント: 金額を伝える時は、ゆっくり、はっきりと!可能であれば、電卓やレジの表示を見せながら伝えると間違いがなくて安心です。
お見送りで好印象を与える英会話
最後は、感謝の気持ちを込めてお見送り!「また来たいな」と思ってもらえるような、温かい言葉をかけましょう。
- Thank you very much! / Thanks a lot! (ありがとうございました!)
- Please come again! (またお越しください!)
- Have a nice day! / Have a good evening! (良い一日を! / 良い夜を!)
- Enjoy the rest of your trip! (残りの旅行を楽しんでくださいね!)
- Take care! (お気をつけて!)
- Goodbye! / Bye! (さようなら!)
ポイント: 最後まで笑顔を忘れずに!ちょっとした一言が、お客様の旅の良い思い出になるかもしれませんよ!
レストランで使える!接客英会話おもてなしフレーズ
日本の美味しいごはんは、外国人観光客にとっても大きな楽しみの一つ!レストランならではの英会話フレーズをマスターして、最高のおもてなしを提供しましょう!
予約時の英会話:予約確認/変更/キャンセル
電話や店頭での予約対応。スムーズなコミュニケーションで、お客様の期待感を高めましょう!
- 予約の確認:
- Do you have a reservation? (ご予約はされていますか?)
- May I have your name, please? (お名前をお伺いしてもよろしいですか?)
- Let me check your reservation. (ご予約を確認いたします。)
- 予約を受ける時:
- When would you like to come? (いつがよろしいですか?)
- What time? (何時がよろしいですか?)
- For how many people? (何名様ですか?)
- May I have your name and phone number, please? (お名前とお電話番号をお願いします。)
- Okay, your reservation is confirmed for [日付] at [時間] for [人数] people under the name [名前]. (はい、[名前]様、[人数]名様で[日付]の[時間]にご予約を承りました。)
- 満席の場合:
- I’m sorry, we are fully booked at that time. (申し訳ありません、その時間は満席です。)
- How about [別の時間]? (~時はいかがでしょうか?)
- Would you like to be on the waiting list? (キャンセル待ちになさいますか?)
- 予約の変更/キャンセル:
- (お客様) I’d like to change my reservation. (予約を変更したいのですが。)
- (お客様) I need to cancel my reservation. (予約をキャンセルしたいのですが。)
- Okay, may I have your name and reservation time? (かしこまりました、お名前とご予約時間をお願いします。)
- Your reservation has been changed/canceled. (ご予約を変更/キャンセルいたしました。)
注文時の英会話:おすすめやアレルギー対応
メニューの説明からアレルギーの確認まで、丁寧な対応が求められる注文シーン。お客様の食の安全にも関わるので、ここは特に慎重に!
- 注文を受ける準備:
- Are you ready to order? (ご注文はお決まりですか?)
- May I take your order? (ご注文をお伺いしてもよろしいですか?)
- Would you like something to drink first? (先にお飲み物はいかがですか?)
- おすすめや質問への対応:
- What do you recommend? (おすすめは何ですか?) – お客様からの質問
- Our special today is [料理名]. (本日のスペシャルは~です。)
- This [料理名] is very popular. (この~はとても人気があります。)
- What kind of dish is this? (これはどんな料理ですか?) – お客様からの質問
- It’s a [簡単な説明]. It contains [主な材料]. (それは~な料理です。~が入っています。)
- アレルギーや食事制限への対応: (超重要!)
- Do you have any food allergies or dietary restrictions? (食物アレルギーや食事制限はありますか?) – 必ず確認!
- This dish contains [アレルゲン名 – 例: nuts, egg, dairy, wheat, shellfish]. (この料理には~が含まれています。)
- We can make it without [食材名], if you like. (もしよろしければ、~抜きでお作りできます。)
- Do you have vegetarian / vegan / gluten-free options? (ベジタリアン/ヴィーガン/グルテンフリーのメニューはありますか?) – お客様からの質問
- Yes, we have a vegetarian menu here. (はい、こちらにベジタリアンメニューがございます。)
- Let me check with the chef. (シェフに確認しますね。) – 不明な場合は必ず確認!
【アレルギー対応の注意点】
アレルギーは命に関わることもあります!「たぶん大丈夫だろう」は絶対にNG!少しでも不安な場合は、必ずキッチンスタッフに確認し、正確な情報をお客様に伝えましょう。英語でのアレルゲン表示リストを用意しておくのもおすすめです。
主なアレルゲン (英語) | 日本語 |
---|---|
Egg | 卵 |
Milk / Dairy | 乳製品 |
Wheat | 小麦 |
Buckwheat | そば |
Peanuts | ピーナッツ (落花生) |
Shrimp | えび |
Crab | かに |
Shellfish | 貝類 |
Fish | 魚 |
Nuts | ナッツ類 |
Soybean | 大豆 |
食事中の英会話:お味の確認・追加注文
お食事が始まったら、お客様が快適に過ごせるよう、さりげなく気を配りましょう。
- お味の確認:
- How is everything? (お食事はいかがですか?)
- How is your meal? (お味はいかがですか?)
- Is everything alright? (何か問題はございませんか?)
- お皿を下げる時:
- May I take your plate/glass? (お済みのお皿/グラスをお下げしてもよろしいですか?)
- Are you finished with this? (こちらはお済みですか?)
- 追加注文や飲み物のおかわり:
- Would you like to order anything else? (他に何かご注文はございますか?)
- Would you like another drink? (お飲み物のおかわりはいかがですか?)
- Can I get you some more water? (お水のおかわりはいかがですか?)
- How about some dessert or coffee? (デザートやコーヒーはいかがですか?)
会計時の英会話:お会計・お礼
レストランでの会計も、お店での会計と基本は同じ。スムーズに対応して、気持ちよくお帰りいただきましょう。
- お客様から会計を頼まれた時:
- (お客様) Check, please. / Bill, please. (お会計をお願いします。)
- Certainly. I’ll bring the check right over. (かしこまりました。すぐにお持ちします。)
- You can pay at the counter. (レジでお支払いください。)
- 支払い方法 (個別/一括):
- Would you like to pay separately or together? (お支払いは個別とご一緒、どちらになさいますか?)
- We can split the bill if you like. (もしよろしければ、個別会計も可能です。)
- 感謝の言葉:
- Thank you for coming. (ご来店ありがとうございました。)
- We hope you enjoyed your meal. (お食事をお楽しみいただけましたでしょうか。)
- Hope to see you again! (またのお越しをお待ちしております!)
トラブル発生!?接客英会話で冷静に対応
どんなに気をつけていても、予期せぬトラブルは起こってしまうもの…。そんな時こそ、慌てず、冷静に、誠意を持って対応することが大切です!ピンチをチャンスに変える対応を目指しましょう!
予約間違い/予約なしのお客様への対応
「予約したはずなのに…」「予約してないけど、入れますか?」お客様も不安でいっぱいです。まずは丁寧にお詫びし、状況を確認しましょう。
- 丁寧な謝罪と状況確認:
- I’m very sorry, but I can’t seem to find your reservation under that name. (大変申し訳ありませんが、そのお名前でのご予約が見当たりません。)
- Could you please spell your name again? (もう一度お名前のスペルを教えていただけますか?)
- Do you happen to have a confirmation email? (予約確認メールなどはお持ちでしょうか?)
- I apologize for the mistake. (こちらのミスで申し訳ございません。) – もしお店側のミスだった場合
- 代替案の提示:
- We are fully booked right now, but a table might become available in about [時間] minutes. Would you like to wait? (ただ今満席ですが、[時間]分ほどでお席が空くかもしれません。お待ちになりますか?)
- Unfortunately, we don’t have any tables available tonight. (申し訳ありませんが、今夜は空いているお席がございません。)
- May I suggest another restaurant nearby? (近くの別のお店をご紹介しましょうか?) – 最終手段として
ポイント: お客様の感情に寄り添い、「申し訳ない」という気持ちをしっかり伝えることが重要です。パニックにならず、落ち着いて対応策を探しましょう。
返品・交換を希望されるお客様への対応
「サイズが合わなかった」「イメージと違った」など、返品や交換のご希望。お店のルールを説明しつつ、丁寧に対応しましょう。
- 理由とレシートの確認:
- May I ask why you’d like to return/exchange this item? (返品/交換をご希望の理由をお伺いしてもよろしいですか?)
- Do you have the receipt? (レシートはお持ちですか?)
- When did you purchase this? (いつご購入されましたか?)
- ポリシーの説明と対応:
- Our return/exchange policy is [期間 -例: within 7 days] with the receipt and original tag. (当店の返品/交換ポリシーは、レシートと元のタグがあり、[期間]以内となっております。)
- I’m sorry, but we cannot accept returns/exchanges for sale items / items without a receipt. (申し訳ありませんが、セール品/レシートのない商品の返品/交換は致しかねます。)
- Would you like to exchange it for a different size/color? (別のサイズ/色と交換なさいますか?)
- We can offer you a refund. (返金いたします。)
ポイント: 返品・交換ポリシーは、事前に英語で説明できるように準備しておくとスムーズです。お客様が納得できるよう、理由を添えて丁寧に説明しましょう。
盗難・紛失時の英会話:落ち着いて状況を聞き取る
「財布がない!」「パスポートを失くした!」お客様がパニックになっている可能性も。まずは落ち着かせ、状況を正確に把握することが大切です。
- お客様を落ち着かせる:
- Please try to stay calm. (どうか落ち着いてください。)
- Take a deep breath. (深呼吸してください。)
- Let’s figure this out together. (一緒にどうすればいいか考えましょう。)
- 状況を聞き取る:
- What happened? (どうされましたか?)
- What seems to be missing? (何をなくされましたか?)
- When and where did you last see it? (最後にそれを見たのはいつ、どこですか?)
- Did you check your bag/pockets? (カバン/ポケットの中は確認しましたか?)
- Let’s retrace your steps. (来た道を戻ってみましょう。)
- サポートの申し出:
- Shall I call the police for you? (警察に連絡しましょうか?)
- The nearest police box (Koban) is [場所]. (最寄りの交番は~にあります。)
- Is there anything else I can do to help? (他に何かお手伝いできることはありますか?)
ポイント: お客様の不安な気持ちに寄り添い、親身になってサポートする姿勢を見せることが何よりも大切です。解決できない場合でも、できる限りの情報提供や手助けを心がけましょう。
接客英会話スキルアップ!学習方法と役立つツール
「よし、フレーズは覚えた!でも、もっとスムーズに話せるようになりたい!」そう思ったあなたへ。ここでは、接客英会話のスキルをさらにアップさせるためのヒントをご紹介します!
発音練習に!おすすめのオンラインツール
せっかくフレーズを覚えても、発音が悪くて伝わらなかったらもったいない!ネイティブの発音を真似て練習しましょう。
- Google翻訳の読み上げ機能: 入力した単語やフレーズを読み上げてくれる超便利ツール!スピード調整も可能です。
- Forvo (フォルボ): 世界中のネイティブスピーカーが単語の発音を登録しているサイト。色々な国の発音を聞き比べられます。
- YouTube: 「English pronunciation」や「Shadowing English」などで検索すれば、発音練習用の動画がたくさん見つかります。
- シャドーイング: 英語の音声を聞きながら、影(shadow)のようにすぐ後を追いかけて復唱する練習法。リスニング力とスピーキング力が同時に鍛えられます!最初はゆっくりした教材から試してみてね。
接客英会話アプリでスキマ時間学習
忙しい毎日でも、スマホアプリを使えば通勤時間や休憩時間などのスキマ時間を有効活用できます!
- Duolingo: ゲーム感覚で楽しく英語を学べる定番アプリ。基礎からしっかり学べます。
- Memrise: ネイティブスピーカーの動画でリアルな表現や発音を学べるのが特徴。
- 接客英語に特化したアプリ: 「サービス業向け英会話」「おもてなし英会話」などで検索すると、シーン別のフレーズが学べるアプリが見つかることも。
ポイント: 毎日5分でもいいから、継続することが大事! 自分に合ったアプリを見つけて、楽しく続けましょう!
積極的に話す!アウトプットの場を作る
インプットばかりじゃもったいない!覚えたフレーズは、実際に使ってみてこそ身につきます。間違いを恐れずに、どんどんアウトプットしていきましょう!
- 同僚とのロールプレイング: 英語が得意な同僚や、一緒に学びたい仲間と、お客様役・店員役に分かれて練習!実践的なシミュレーションができます。
- 実際に話しかけてみる: 外国人のお客様が来店したら、チャンス!「Hello!」「May I help you?」まずは簡単な挨拶からでOK。勇気を出して話しかけてみましょう!
- 間違いを恐れないマインド: 完璧な英語じゃなくて大丈夫!文法が少し間違っていても、単語が出てこなくても、伝えようとする気持ちがあれば相手は理解しようとしてくれます。「失敗は成功のもと!」くらいの気持ちで、どんどんチャレンジ!
よくある質問集を作成・共有
自分のお店や施設で、外国人のお客様からよく聞かれる質問って、だいたい決まってきませんか?それらの質問と、それに対する英語での回答例をまとめた「よくある質問集 (FAQ)」を作成しておくと、とっても便利!
- トイレの場所、Wi-Fiの有無、おすすめ商品、周辺の観光スポットなど、想定される質問をリストアップ。
- シンプルで分かりやすい英語の回答を用意する。
- 作成したFAQは、スタッフ全員が見られる場所に保管したり、共有フォルダに入れたりして、いつでも確認できるようにする。
- 新しい質問が増えたり、情報が変わったりしたら、随時更新していく。
これがあれば、いざという時も焦らず対応できるし、スタッフ間での対応のばらつきも防げますよ!
応用編:接客英会話プラスαで顧客満足度UP
基本的な英会話ができるようになったら、もう一歩進んでみませんか?ちょっとした工夫で、お客様の満足度はさらにアップ!「日本に来てよかった!」と思ってもらえるような、心に残るおもてなしを目指しましょう。
英語のメニューやPOPを作成する
言葉だけでなく、視覚的な情報も大切!特にレストランやお店では、英語表記があるとお客様はとっても助かります。
- メニュー: 料理名だけでなく、簡単な説明 (主な材料や味付けなど) を英語で添えましょう。アレルギー情報も記載できるとベスト!
- POP: おすすめ商品やセール情報、店内の案内などを、英語でも表記してみましょう。
- ポイント:
- シンプルで分かりやすい英語を心がける。(翻訳ツールを使う場合は、不自然な表現になっていないか要チェック!)
- 写真やイラストをたくさん使うと、言語が分からなくてもイメージが伝わりやすくなります。
- 文字だけでなく、デザインにもこだわると、お店の雰囲気もアップ!
多言語対応ツールの導入を検討する
「どうしても英語だけじゃ対応しきれない…」「もっと色々な国のお客様に対応したい!」そんな場合は、便利なツールの導入も検討してみましょう。
- 翻訳機 (ポケトークなど): ボタンを押して話すだけで、リアルタイムで翻訳してくれる優れもの。多くの言語に対応しています。
- タブレットを使った多言語メニュー/案内: タブレット端末を使えば、お客様自身が言語を選択してメニューを見たり、施設情報を確認したりできます。
- メリット: 対応できる言語の幅が広がる、スタッフの負担が減る。
- デメリット: 導入コストがかかる、機械的な対応になりがち (心のこもったコミュニケーションも忘れずに!)。
お店の規模や客層に合わせて、最適なツールを選んでみてくださいね。
外国人向けのおもてなしを企画する
日本ならではの文化や体験を提供することで、お客様にとって忘れられない思い出を作ることができます。
- 簡単な日本文化紹介:
- 折り紙のプレゼント (簡単な鶴など)
- おすすめの日本茶を試飲してもらう
- 簡単な日本語の挨拶 (ありがとう、こんにちは等) を教える
- 情報提供:
- 周辺のおすすめ観光スポットや、穴場のお店を英語で紹介するマップを作る
- 季節のイベント情報などを伝える
- 特別な体験:
- 着物の着付け体験 (もし可能なら)
- 書道体験 (名前を漢字で書いてあげるなど)
ポイント: 大掛かりなことでなくてもOK!ちょっとした心遣いや、日本らしい「おもてなし」の気持ちが、お客様の心を掴みます。
まとめ:今日から実践!接客英会話でお客様を笑顔に
さあ、たくさんの接客英会話フレーズを見てきましたが、いかがでしたか?
「こんなにたくさん覚えられないよ~!」って思った人もいるかもしれませんね。でも、大丈夫!全部を一度にマスターする必要はありません。
一番大切なのは、「お客様を笑顔にしたい!」というおもてなしの心です。
完璧な英語でなくても、一生懸命伝えようとすれば、その気持ちは必ずお客様に伝わります。今回ご紹介したフレーズの中から、まずは「これなら使えそう!」と思うものを一つか二つ、選んでみてください。
そして、次に外国人のお客様がいらっしゃった時に、勇気を出して使ってみる!
「Hello!」
「Thank you!」
そんな簡単な一言からで構いません。あなたのその一歩が、お客様の素敵な笑顔につながるはずです。
この記事が、あなたの接客英会話の第一歩を、そしてお客様との素晴らしい出会いを、少しでも後押しできたら嬉しいです!
今日からあなたも、英語でLet’s make your customers smile!